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デフレ生活革命レビュー
デフレ生活革命は、とっても人気があるみたいですね。
私としてもとても興味のあるところです。
従来の経済学の限界とデフレの関係
何十年、何百年という経済循環の視点とグローバリズムによる非可逆的経済環境の変化に着眼した上で、20世紀に発展した従来の経済学による現在のデフレ対策の限界を示している良書だと思う。脱欧米中心主義の必要性、自然環境への配慮などどこかで聞いたことのある一般論に終始していて、著者のビジョンが抽象的だったのが少し残念。ただし、我々が現在どういう時代を生きているのかを知る上で必要な議論を分かりやすくまとめている点は評価できる。
日本社会を生きていく上では役に立ちます。
今の日本経済の構造的デフレは、需要の落ち込みではなく、技術革新と1990年代に本格的に始まった中国やインドなどの国際分業による生産性の上昇、コスト削減、競争の仲での価格の下落によるものである。グローバル経済の中で、中国やインドは人口が多く政治的にも安定した国なので、長い期間の経済発展は続くと思います。しかし中国やインドが賃金上昇で他のどこかの国へ投資が移ることは充分にありえます。でも中国とインドでまだ30年前後続くのではないか。
今現在の多くの日本国民は50年も続いた構造インフレから構造デフレに大きく転換したことに戸惑い躊躇し混乱している。そのため、今後の日本国民が日本経済の中で生きるのであれば、構造的デフレに対する生き方を知ることが必要でしょう。
資産価格は1990年頃をピークに下がり続けている為、構造的デフレに転じたと言える。今住宅ローンで苦しんでいる人達はどれだけ多いか。それは構造的インフレから構造的デフレに転換した為である。そして日本の住宅価格は平均して年収の5.2倍です。これは例えば、年収700万円の人が、3640万円の住宅を購入することが平均であることを意味しています。実はこれは他の先進諸国に比べて非常に高い数字なのです。
私の意見ですが、今どんどんマンションが乱立しています。需要と供給のバランスや年収の低下を考えれば、どんどん住宅の値段は下がるでしょう。株価も不況で下がっています。「何でこんなに株価が安いのか?」と私は嘆く。いや、このことは日本国民全員でしょう。しかし構造的デフレは、日本の構造改革が進んで企業の収益率が上昇すれば資産価格の下落には歯止めがかかるでしょう。しかし今はまだ構造的デフレの時代で、住宅価格が平均して年収の5.2倍よりもさらに倍率が下がるまでは、賃貸住宅で様子を見るのがベターだと思います。さらに続けて述べると、構造デフレが進み、地価が速度を速めて下落すると、ローンを組んで住宅を購入することは損失することは間違えないです。確かに誰でも資産は欲しいと思います。でも今は構造デフレの時代なので、今しばらくは待ってください。土地神話も考え直してください。
構造デフレの時は投資は出来るだけ自己資金、自己資本でやるべきであって、借金はしないほうが良いです。今は株で儲けるのは難しいと私は考えますし、(ちまたの本で出ていますが、そんなもんで金持ちになれば苦労せん!)、資金の運用は国債などのリスクの少ないものがベターでしょう。
結論になりますが、この本は今の日本社会に生きるための経済的バイブルのようなものでしょう。でもこの本は、第一章、第二章、第三章以降は読む必要がないと思います。第三章以降は作者個人の政治論になりますからタイトルとは無関係です。ですがこの本は日本経済を鋭い観点で突いた本なので、余分な面が多いから4つ星にしようかなと思いましたが、5つ星にさせて頂きました。
どういう意図を持った本なのだろう。
殆どの人が今回のデフレは長引くと確信し始め、それは様々な社会システムが制度疲労を起こしているからだと、すでに気づき始めているのに、わざわざもっともらしい説明をぶつけたような本。説明自体も他の著者の主張をツギハギしたもののようだ。この本を読むと、官僚に先見性が無いことや、エコノミストが潮目の変化を予見して投資で財を成したことが無いことに納得できる。
官僚の先送りがいけないのではなく、500年周期の大潮流の変化がいけないのだ、だから今の難局は「しょうがない」と言っているように聞こえる。この本の目的は、最後は国民にツケを回すための地ならしなのだろうか。
レビューにはどうしても批判的なものもでてきますが、自分の求めているものと マッチしているかどうかをしっかりと見てみる必要がありますね。
デフレ生活革命
榊原 英資

定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
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おすすめ度: 
発売日: 2003-07
発売元: 中央公論新社
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